​杉本 能（すぎもと むね）

『あなたはこれからの日本の、特に管楽器の作曲界を担う人です。きっと吹奏楽の世界で、真の傑作を生み出してくれるでしょう。』- 西部哲哉（作曲家）

静岡県島田市出身。常葉大学短期大学部音楽科卒業、同専攻科音楽専攻修了。同大学学長奨励賞を2度受賞。現在、国立音楽大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻に給費奨学生として在学中。

 クラリネット・バスクラリネットを塚本陽子、井上幸子の各氏に、作曲を塚本一実、田村修平、伊藤康英、森広樹、川島素晴の各氏に師事。

なにかと多感な時期に、荻久保和明《縄文》シリーズ、及びペンデレツキ《広島の犠牲者に捧げる哀歌》に触れてしまったせいで（おかげで？）何かが目覚め、なんやかんやで現代音楽の作曲家として活動中。

作曲活動の他、指揮、作品の委嘱や初演、自作コンチェルトのソロ・パート自演など、さまざまな演奏活動も行ってきた。演奏・創作の両輪を主軸に据えたバスクラリネットの潜在可能性の探究をライフ・ワークとしている。

［使用楽器］

B♭Clarinet : Backun “MoBa” Cocobolo GP

Bass Clarinet : Henri Selmer Paris “Privilège”